サグラダ・ファミリアはバルセロナでもっとも有名なシンボルであり、世界でもっとも魅力的な建築作品のひとつです。名高いアントニ・ガウディが設計したバシリカには毎年何百万人もの人が訪れており、ご想像のとおり、見学するには有料のチケットを購入する必要があります。
それでも、サグラダ・ファミリアの無料チケットを手に入れる方法がいくつかあります。ここでは、宗教行事から特別な一般公開日まで、いつ、どのようにして無料チケットを入手できるのかを詳しくご紹介します。

目次
- 年齢や特別な条件による無料入場
- 国際ミサでサグラダ・ファミリアに無料で入る
- 一般公開日と特別イベント
- サグラダ・ファミリアは住民なら無料?
- サグラダ・ファミリアの外観をめぐるフリーツアー
- サグラダ・ファミリアの入場料はいくら?
- バシリカ見学の準備をしよう
年齢や特別な条件による無料入場
1年を通じて、サグラダ・ファミリアに無料で入れる特定のイベントがいくつかありますが、その前に知っておきたいのは、サグラダ・ファミリア財団自身が特定の対象者に対して常に無料入場を認めているということです。
いつでも無料で入場できるのは?
- 11歳未満の子ども:11歳未満の子どもは入場料がかかりません。
- 障がいのある方:障がいの程度が33%以上の方は無料で入場でき、65%以上の場合は付き添い1名も無料になります。
- 求職中の方:現在、バシリカでは失業中の方に無料チケットを提供しています。水曜日の9:00〜12:00のみ有効です。有効なDARDE(求職者登録証明書)で条件を証明する必要があります。
- 修道者・司祭:入場の際に身分を証明する必要があります。
- プレスカードおよびICOMカード(国際博物館会議)の所持者:バシリカに無料で入場できます。ただし、48時間前までに、有効な資格証明書のコピーを添えてdescomptes@ext.sagradafamilia.orgにメールで申請する必要があります。無料になるのはバシリカの基本入場券のみです。
国際ミサ:サグラダ・ファミリアに無料で入るスピリチュアルな方法
上記の対象に当てはまらない人がサグラダ・ファミリアの無料入場券を手に入れる方法を探しているなら、国際ミサに参列するのがもっとも人気があり、よく利用されている方法です。静寂と祈りに満ちた雰囲気のなかで、ガウディの建築を鑑賞できる貴重な機会です。
毎週日曜日と主な祝祭日には、この宗教儀式のためにバシリカの扉が開かれます。
- 時間:通常9:00。
- 入口:生誕のファサード側(マリーナ通り)から入場します。
- 入場:定員(限りあり)に達するまで無料。45〜60分前に到着することをおすすめします。
典礼行事のため、事前に知っておくべき服装やふるまいに関する厳しいルールがあります。最新の時間、マナー、日程についての詳細は、サグラダ・ファミリアのミサについてのガイドをご覧ください。
サグラダ・ファミリアのおすすめチケット

ガイド付きツアーは、ガウディの傑作をもっとも深く知ることができる方法です。行列に並ばず、プロのガイドが案内します。日程によっては日本語ガイドの回もあります。
一般公開日と特別イベント

財団は1年を通じて、有名な一般公開日(オープンデー)を設けています。これらのイベントではサグラダ・ファミリアを完全に無料で見学でき、たいていバルセロナの街にとって大切な日と重なります。
サンタ・エウラリア:2月14日・15日
バルセロナの守護聖人の祭りにあわせて、サグラダ・ファミリアでは一般公開日が設けられ、2026年2月8日に行われる抽選で8,500枚のチケットが配布されます。抽選への申し込みはこちらから。
サンタ・エウラリアの無料入場日は、2026年2月14日(15:00〜17:30)と2月15日(15:00〜18:00)です。
サン・ジョルディ:4月23日
4月23日はカタルーニャの暦のなかでも特別な日のひとつです。サン・ジョルディはカタルーニャの守護聖人で、この日のバルセロナは街全体が巨大な青空書店と花屋に変わり、本とバラを贈り合うのが伝統です。文化と愛を祝う日であり、バシリカが守護聖人と同じ名前をもつ市民に敬意を表すのにぴったりの日でもあります。
伝統的に、ジョルディという名前(またはほかの言語での同じ名前)の人は付き添い1名と一緒に無料で入場できます。昨年はガイドツアー用のペアチケット90組分が用意され、さらにすべてのジョルディ、ジョルディナ、ホルヘ、ホルヒナとその同伴者に無料入場が認められました。
メルセ祭:9月24日
サグラダ・ファミリアは、バルセロナ最大の祭りであるメルセ祭の期間にも扉を開きます。この機会には、ウェブサイトで登録した市民や観光客のなかから数千枚の無料チケットが抽選で配られます(2025年は2万枚)。
こうした機会には、日程の2週間ほど前から公式SNSをこまめにチェックするのがポイントです。通常、抽選または短期間の事前登録で受け付けが行われるからです。
サグラダ・ファミリアは住民なら無料?
バルセロナ市民が常に無料で入場できるチケットはありませんが、今年は例外です。2026年のサグラダ・ファミリアは歴史的な瞬間を迎えます。中央にそびえる大きな塔の最後のひとつであるイエスの塔が完成し、しかもアントニ・ガウディの没後100年と重なるのです。
すべての住民にこの節目を身近に感じてもらうため、バシリカは特別キャンペーンを実施しています。
- 50%割引:販売中のすべての種類のチケット(個人チケット)が対象です。
- 対象者は?バルセロナ市の住民であることを証明できるすべての方。
- 有効期間:2026年1月1日から12月31日まで。
- 空き状況:割引はその時点でのチケットの空き状況に応じて適用されます。
建造物の歴史に大きな節目を刻む年に、半額で教会を再発見できる絶好のチャンスです。
割引料金や入場手続きについての詳細を見逃さないよう、 チケットガイドや、グループでサグラダ・ファミリアを訪れる場合の情報もあわせてご覧ください。
多子世帯・ひとり親世帯の割引
これらの家族は、サグラダ・ファミリアのチケットが50%割引になります。
- 多子世帯:子どもが3人または4人いる家族は多子世帯とみなされます。子どもが2人でも、そのうち1人に障がいや就労不能がある場合、または2人とも両親を亡くしている場合は対象になります。また、3人以上の子どもを扶養する離婚した親も対象です。
- ひとり親世帯:(扶養する子どもがいて、親1人だけが経済的責任を負っている世帯)、または3人以上の子どもをもつひとり親(一定の障がいの条件を満たす場合は子ども2人)。
割引を申請するには、48時間前までにdescomptes@ext.sagradafamilia.orgにメールを送る必要があります。条件を証明する書類が必須です。
割引と割引対象者
- 学生と30歳未満の方:一般料金から2ユーロの割引があります。
- 退職者・年金受給者:割引料金が適用されます。
サグラダ・ファミリアの外観をめぐるフリーツアー

チケットが手に入らなかったり、ミサの日程が合わなかったりした場合は、サグラダ・ファミリアの外観をめぐるフリーツアー(スペイン語)に参加するという方法もあります。
注意しておきたいのは、これらのツアーのガイドはバシリカの内部には入らない(内部の見学には公式チケットが必要なため)ということです。それでも、外観を見事に案内してくれます。生誕のファサードや受難のファサードの細部、塔の象徴性、ガウディの生涯と作品について解説してくれます。
入場料をかけずに、建造物の背景を理解できるすばらしい方法です。
サグラダ・ファミリアの通常の入場料はいくら?
サグラダ・ファミリアは公的な補助金を受けておらず、寄付だけで運営されています。チケットの収益は建設資金に充てられています。
上記のいずれの方法も合わず、チケットを購入することにした場合は、サグラダ・ファミリアの入場料がいくらかを知っておくと便利です。料金は体験の内容によって異なります。
バシリカ見学の準備をしよう

ご覧のとおり、宗教行事、住民向けの特典、特定の対象者向けの割引などを活用して、この建造物を見学する方法はたくさんあります。トラブルなく見学を楽しむためのカギは、いつでも事前の計画です。
すべての入場方法を詳しく調べたい、最新の料金を比較したい、あるいは行列を避けるために都合のよい時間を選びたいという方は、こちらの サグラダ・ファミリア完全ガイドをご覧ください。ガウディの最高傑作の見学を、忘れられないものにするための情報がすべてそろっています。
